きのした歯科クリニックからのお知らせ

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歯のはなし139

2019.06.22

歯がしみてお困りの方いらっしゃいませんか?

 

「知覚過敏」

歯がしみる原因はさまざまあり、

しみている程度やしみている原因によって処置が変わる場合もあります

 

主に「むし歯でしみる」「歯周病でしみる」という人が多いですが

「くいしばりや歯ぎしりでしみる」という人も増えてきています

 

エナメル質にヒビが入ってしみる、

くいしばりによって歯が欠けて象牙質が露出してしみる、

歯根のまわりにある歯根膜が圧迫されて神経がない歯がしみる、

かぶせている冠や詰め物と歯の間に隙間ができてしみるなどが挙げられます

補綴物と歯の隙間はプラークがたまりやすく磨きにくいためむし歯になりやすいです

 

また、「酸蝕症」が原因でしみることもあります

これは酢やレモンなどの酸性の強い飲食物を過剰に摂取するとおこります

歯の表面のエナメル質が薄くなったりすり減りやすくなってしまうので要注意です

食べたり飲んだりしただけでは酸蝕症にはなりません

日常的にたくさん摂取し続け、口腔内が常に酸性状態になっているとなりやすくなります

適度な量を摂取して、摂取後に歯磨きするようにしましょう

(できなければガムを噛むかうがいをする)

 

しみる症状が出ると知覚過敏処置をおこないます

しみ止めのおくすり(コーティング材のようなものです)を塗ります

当院ではおくすりを塗るだけではなくレーザーによる知覚過敏処置もおこなっております

何回か処置してもしみ方が強い場合は神経の治療になります

 

しみている歯は刺激し続けるとかえって悪化する場合もありますので

早めに処置することをおすすめします