きのした歯科クリニックからのお知らせ

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歯のはなし79

2018.03.10

家族の喫煙と子どもへの影響

 

昨今「喫煙は体に悪影響がある」ということをよく耳にするので

知らない方はほぼいないと思います

喫煙は吸っている本人だけでなく周りの人も影響があり、

喫煙者本人の能動喫煙よりも周りにいる人の受動喫煙のほうが影響は大きいです

これも周知の事実だと思います

 

煙草の煙には約200種類の有害物質、

60種類以上の発ガン性物質が含まれていると言われています

 

喫煙による歯周病への影響に関してもご存じの方もいるかもしれませんが

それだけではなく、家族のむし歯にも影響が出るという研究結果が出ています

特に乳歯は煙草の影響を多く受けやすく、

家族に喫煙者がいる子どもとそうでない子どものむし歯について調べたところ

家族に喫煙者のいる子どものほうが約2.1倍むし歯になりやすいということが分かっています

子どもの前で吸っていないから大丈夫、というわけではなく、

呼吸する息や衣服などに煙草の有害物質が残っているため

喫煙行為そのものが良くないというわけです

 

喫煙される方にとって禁煙は大変難しいものだとおもいますが

「百害あって一利なし」

自分自身だけでなく、家族、小さな子どもにも

悪影響が及ぼすので禁煙を考える機会を持つようにしてはいかがでしょうか

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