歯のはなし74
2018.02.03
むし歯の進行と治療
むし歯は進行の度合いによって治療の仕方が全く違います
「C」はむし歯、進行具合を0~4の数値で表します
数字が大きいほど悪い状態です
今回はCO~C2までの一般的な症状と状態、処置などを紹介します
CO
表面が白く濁った色になっている歯です
歯に穴が開いておらず、痛みもありません
いわゆる初期むし歯で削らないことが多いむし歯です(→歯のはなし72参照)
C1
歯の表面が欠けたり、穴が開いている歯です
痛んだり、しみるなどの自覚症状はほぼないと考えられます
さいきんではCOと同じく削らない(レーザーによる治療など)歯科も増えているようです
★CO~C1であれば徹底したブラッシングである程度むし歯の進行を
食い止めることが可能です
C2
歯に穴が開き、食べ物が詰まりやすくなっているむし歯です
痛みがあり、冷たいものがしみます
これは歯のエナメル質の下の象牙質までむし歯になっていたり
むし歯が見た目以上に中で広がっている可能性があります
白い詰め物(CR)や部分的な詰め物(インレー)になります
★たいせつなのは早期発見!早期治療!です^^
画像:歯科素材屋さん