歯のはなし50
2017.07.15
態癖について② ~態癖の種類パート2~
態癖にはさまざまな種類があります
その態癖によって力のかかり方などがちがってきます
*頬杖
成人の頭の重さは約5キログラムあります
頬杖をすると歯の一点に集中して掛かるため歯が内側に倒れてしまいます
TVを見るとき、勉強するとき、おしゃべりするとき、考え事をしているとき
姿勢はどうなっているか振り返ってみましょう
*口唇の巻き込み
唇を巻き込む力は2キロくらいあるそうです
歯は100グラムでも持続的に力が掛かれば動きます
この癖をたくさん長期的にする方は前歯が内側に倒れていく可能性が高まります
*顔を片方に向けている
例えばTVを見ながら食事する方、TVはどこにありますか?
仕事やスポーツなどいつも同じ方向を向いている
など「右」に心当たりがある方、顎をずらす原因になる
*片方の歯ばかりで咬む
右ばかりで咬んだり、反対に左ばかりで咬んだりする人がいます
右ばかりで咬む人は顎が右にずれてしまいます
「だったら反対側で咬めばいい!」というわけではありません
できる限り左右均等に咬んで食事することをおすすめします^^
→ 次回「態癖について③」に続きます