歯のはなし410
2025.01.25
身の回りの放射線被ばくについて
虫歯や歯周病など歯の治療にはレントゲンが必要不可欠です
歯の治療の内容によっては撮影する枚数が多くなることがあるため
放射線量を気にする方も多くいらっしゃいます
通常、歯科治療でのレントゲンの被ばくは問題になる数値ではありません
わかりやすいように身のまわりの放射線被ばく量と比較してみましょう
みなさんは普段から微量の放射線を浴びています
「自然放射線」といって宇宙や空気、大地、食べ物などから受ける放射線のことで
年間に受ける量は世界平均で2.4mSv(ミリシーベルト)です
ちなみに放射線の単位のマイクロシーベルトは
1mSv = 1000μSv(マイクロシーベルト)です
年間に受ける放射線量が100mSv以下ならば、人体への影響はほとんどないと言われています
レントゲンなどの医療で受ける放射線を「人工放射線」といいます
これはレントゲンの種類によって異なります
歯科治療でのレントゲンは上記のように歯科治療の放射線量はかなり低い上に
防護服を着て撮影していますので安心して治療を受けていただければと思います^^