きのした歯科クリニックからのお知らせ

NEWS

歯のはなし404

2024.11.30

 

インプラント

implant006歯を失った後に噛めるようにする治療にブリッジや義歯という方法がありますが、
「ブリッジができない」「義歯が入れられない(異物感があって使えない)」という場合は
インプラントという治療があります(保険外治療です)
しかし、インプラントは誰もが希望したらできるというわけではありません

インプラント治療が適さないケース
● 若年者
顎の骨が未発達なので成長してからの治療がいいです
● 妊娠中の方
母子の安全を考慮して妊娠期間中は避けます
● 全身疾患や持病のある方
骨粗鬆症や心疾患などからだの状態によってできない場合があります
● 骨が少ない方
インプラントは骨の中に埋入します
それを支えるだけの骨があるかどうか、骨の中の神経の走行状態など
さまざまな角度からインプラント治療が行えるか精査する必要があるためCT撮影して診断します
骨が少なくても「骨造成術」などの外科処置をすることで埋入が可能になる場合もありますimg06

上記のケース以外にも歯周病の方は、インプラント治療の前に歯周病の治療から行います
すこしでもインプラント治療箇所の感染等の要因を取り除き、長持ちさせるための必要な処置なので
インプラント治療のみでの診療は難しいことがあります
気になる方はご相談ください