歯のはなし350
2023.09.02
治療中断のリスク
みなさん忙しい中で歯科に行く時間を作って来院されているかと思います
仕事や学業など多忙で予約をキャンセルしたままになっていませんか?
今回は治療中の歯をそのままにしているリスクについてお話します
多忙以外にも病気や入院、転居などやむを得ない事情で治療が中断することもあると思います
「痛みがなくなったし、咬めるからこのままでいいかな」という方や
治療が終わったと思っている方、無断キャンセルして連絡しづらい等
さまざまな事情があるかもしれませんが、そのまま放置するのは危険です
治療が途中の状況にもよりますが
一時中断してからある程度(数ヶ月)期間が経った場合、
中断したところからそのまま再度治療ができる方は少ないです
なぜなら悪化しているケースが多く、再度初めから治療のやりなおしが必要になります
最悪抜歯の可能性もあります!
当然ではありますが、悪化すればするほど治療の回数や期間、費用は多くなります
入院や旅行など来院できない期間がある際は治療のペースを調整したり、
転居などには転居地周辺で歯科を紹介できることもあります(転居地によります)のでご相談ください
特に虫歯の治療や根管治療(歯の神経の治療)、咬み合わせの治療をしている方は
治療の中断はお気を付けください
そうならないためには日頃の丁寧なケアと定期健診で早期発見、早期治療がおすすめです