きのした歯科クリニックからのお知らせ

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歯のはなし346

2023.07.29
生活リズムの乱れに要注意

8-1

多くの方が長期休暇中は生活リズムを崩しがちになります
特に夏のシーズンはイベントごとが増え、夜更かしする機会も多いことかと思います

生活のリズムが崩れると同時に食生活も崩れます
いつも同じ時間に食べていた食事のサイクルが崩れると
お口の中にある唾液のはたらきが落ち、むし歯や歯周病のリスクが上がってしまいます

むし歯や歯周病は誰でもかかるものですが侮ってはいけません
悪化すれば歯を失います
むし歯は大きくなると痛みが出ますが、神経が死んでしまうと痛みがなくなり
「痛みがなくなったからそのままでもいいかな」と、人を油断させます(決して治ったわけではありません)
また、銀歯など詰めたりかぶせている歯も虫歯になりますし、
神経がない歯が虫歯になるとかなり悪化するまで痛みが出ないこともあります

歯周病の初期段階である歯肉炎で歯磨きの時に出血するからと
あまりハブラシを当てないでいると歯肉の状態は悪化します
くいしばりや歯ぎしりの癖を頻繁にしている方は歯周病の悪化するリスクが高いです

むし歯の重症度や歯肉の出血、炎症などお口の中の状態は個人差がありますので
ネットの口コミを参考にしたり、自己判断はやめましょう
軽度の状態であれば治療回数・期間や費用など少なくて済みます
早めに歯科にご相談ください

楽しいことや忙しい時は身体のことを疎かになりがちです
その人が持つ唾液の性質によって
むし歯になりやすい人、歯周病になりやすい人など個人差があります
その方々は特に生活リズムの乱れは要注意です