歯のはなし333
2023.04.29
他科との連携
歯の治療と持病等の治療に関連があるということにピンと来ない方がいるのではないでしょうか
歯周病の菌がからだの中で影響してほかの病気の発症リスクや悪化するリスクを高めます
(脳梗塞、誤嚥性肺炎、心筋梗塞、動脈硬化、糖尿病、心内膜炎、早産など)
歯周病の治療をおこなうことで糖尿病の数値が改善したというデータも出ています
最近では医科と歯科の連携がとても重要になっており、
「骨粗鬆症の治療(投薬・注射)前に歯科を受診してください」とか
「手術、入院の前にお口の中を診てもらってください」
などと言われたことがある方もいるのではないでしょうか
服用されているお薬も大きな影響があり、
ある特定のお薬を飲んでいると抜歯や歯周外科治療ができないこともあります
他科で治療中、受診中の方は事前に申し出てください
服用中のお薬があれば教えてください(おくすり手帳の持参をおすすめします)
このような医科歯科の連携には患者さんの協力が必要不可欠です
どの医療機関にかかる時もお薬手帳や糖尿病手帳などを持っている方は
忘れずにお持ちいただくようお願いします