きのした歯科クリニックからのお知らせ

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歯のはなし330

2023.04.08
歯を長持ちさせるために自分でできること

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「できるだけ入れ歯にせず一生自分の歯で食事がしたい」とみなさん思っているのではないでしょうか

歯を抜きたくない、義歯(入れ歯)を入れるのは恥ずかしいと思っている方も少なくないです

しかし、歯の状態があまりによくない場合はそのままにしている方が危険です

周りの歯の状態まで悪くなることがあります

また、義歯にせざるを得ない状態の方が義歯を入れずにそのままにしておくと

話しにくい・噛みにくい・噛めない、だけでなく歯列がガタガタになったりします

最近の研究で「噛むことは認知症予防になる」という結果も出ています

 

歯を失う原因はさまざまありますが、ご自身で気を付けられることもありますので紹介します

 

★むし歯予防をしましょう

歯を治療して冠をかぶせたり、つめたりして治療が終わっている歯でも安心してはいけません

治療が終わったからこそ、またむし歯にならないように歯磨きをしっかりしましょう

 

★むやみに硬いものをたくさん食べない

硬いせんべいやお菓子、咬み応えのある乾物(スルメなど)を好んで食べる方、

「硬いものはあごにいいから」と言ってたくさん食べる方、

確かに食べることはいいことなのですが、日常的に大量に食べる方(1日一袋など)は

歯への負担がかかりますので食べすぎにはご注意ください

お菓子の袋や瓶の栓を歯で開ける行為も歯に負担がかかるので止めましょう

 

★歯ぎしりや、普段から噛み締めている自覚がある方はマウスピースを使用する

歯ぎしりや噛み締める癖はご自身で気づきにくい癖のひとつです

この癖は習慣化しやすく、歯や顎に大きな負担がかかるので

自覚がない場合でも歯科でマウスピースを勧められた方は作るのがよいでしょう

 

★定期的なメインテナンスを受けましょう

普段からご自身でのセルフケアがとても大事ですが

歯科でのメインテナンスを受けるとむし歯や歯周病になるリスクが下がります

歯の汚れ(歯垢=プラーク)は自分で落とせますが歯石は歯科でないと取れません

自宅でのセルフケアのみだとどうしても小さなお口の変化に気づきにくいです

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すぐに実践できることが多いのでぜひやってみてください

お口の中で気になることがあれば早めに歯科で診てもらいましょう