歯のはなし292
2022.06.25
歯の名前と役割
乳歯(こどもの歯)は全部で20本、永久歯(大人の歯)は親知らずを含めると32本あり、
歯のかたちや大きさが少しずつちがいます
それに伴ってそれぞれの歯の役割がちがいます
歯には大きく分けて切歯、犬歯、臼歯の3種類の歯があります
上のイラストの赤く塗った歯が切歯、黄色が犬歯、水色が臼歯です
切歯(せっし)
前歯のことです。平べったい歯で食べ物を噛み切ります。
自分からも人からも目立つ歯なので顔の印象に影響を与えるだけでなく、
発音にも重要な役割がある歯です
犬歯(けんし)
ほかの歯に比べて先が尖っています。糸切り歯とも呼ばれ、食べ物を引き裂きます。
歯の根っこが長く、咬み合わせの基本となる歯です。
臼歯(きゅうし)
いわゆる奥歯で比較的大きな歯で咬む面があるのが特徴的です。
食べ物を細かく噛み砕いたり、すりつぶします。
咬み合わせの安定を保ちます。
どの歯もとても大事な歯で、1本でも失ったままにしておくと
正常な働きができなくなります
見た目だけでなく、発音や咬み合わせ、顔や全身にまで影響を及ぼします
1本1本の歯を大切にしていきましょう