きのした歯科クリニックからのお知らせ

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歯のはなし290

2022.06.11

歯の役割

200810 (269)

わたしたちは生きていくために必要な栄養を口から取り入れています(食事を摂る)

口の中に入った食べ物は頬や舌の筋肉で歯の上に乗せて歯を使って噛み切り、すりつぶします(咀嚼)

舌で味を感じて、舌を使って唾液と一緒に食道へ送り込みます(嚥下)

これは食べ物を口の中に入れて飲み込むまでの一連の動きですが

文章にしてみるととても複雑な動きのように思えますがみなさん無意識でできています

 

歯には食べること以外にも「発音を助ける」、「からだの姿勢やバランスを保つ」などの

重要な役割もあります

 

歯が虫歯になったり、痛みや腫れが出て何らかの理由で失ってしまうなどのトラブルがあったりすると

“食べる~飲み込む”までの一連の動きに不具合が生じることがあります

「(食べ物を)噛みにくい」「(片方の歯でしか)噛めない」など

よく噛めない状態は胃に負担をかけるだけでなく、食べ物の消化吸収を妨げます

すると、全身に栄養を届けることが困難になり、からだ全体の健康が損なわれます

 

すこしでもお口の中の変化に気付けるように日頃からお口の中をチェックし

定期的に歯科にかかることをおすすめします

歯科はむし歯や歯周病など悪くなったら行く場所ではなく、

むし歯や歯周病など悪くならいように予防のために行く場所として活用いただけたら幸いです