歯のはなし277
2022.03.05
銀歯の価格について
保険内診療で虫歯の治療をすると銀歯になることがあり、
小さく詰めた「インレー」や大きく被せる「クラウン」などがあります
インレーはむし歯の程度により大きさが異なります
銀歯にはさまざまな素材が含まれております(金、銀、パラジウムなど)
銀歯の金額(保険診療点数)は歯の位置(前歯や奥歯等)や大きさなどで定められていますが
素材(特に金)の値段が高騰することで変動します
銀歯に限らず、保険診療点数は2年毎に見直しが行われていますので
「昔と同じような治療をしたはずなのに治療代が高くなった(安くなった)」
と思うことがあるのはその影響だと思われます
(2年を待たずに時々診療点数は改正されることがあります)
また、ここ5年くらいの間にクラウンは「CAD/CAM冠」という金属ではない冠も
保険適用となり、保険診療内の治療においても選択肢が増えています
こちらは適用される歯が決まっているほか、多少の制限やメリット、デメリットもありますので
治療の際に歯科で説明をしっかり聞きましょう