歯のはなし259
2021.10.02
義歯のトラブルを防ぐために
義歯(入れ歯)は咬むための道具ですが自分の歯と同じように大切に扱いましょう
義歯が壊れるだけでなく、ご自身の歯まで影響を及ぼすことがあります
義歯のトラブルを防ぐために気を付けていただきたいこと
- 不必要に唇や舌などでさわらない
- 自分でヤスリで削る、ペンチで曲げるなど調整はしないでください
- はずしたら水の中に入れておきましょう(義歯は乾燥に弱いです)
- 熱湯をかけたり火に近づけないでください
- 固いものの上に落とさないようにご注意ください
- 食いしばりや歯ぎしりに気をつけましょう
- 義歯用ブラシや洗浄剤で清潔に保ちましょう(歯磨き粉や普通の歯ブラシで洗うのはNGです)
義歯は簡単に壊れないように丈夫に作られていますが衝撃や乾燥に弱いです
食いしばりなどの過剰な力で金属疲労が起こり折れることもあります
トラブルに見舞われた際には自分で調整したりそのまま放置せずに
かかりつけの歯科で診てもらいましょう
(参考資料:小冊子 義歯(入れ歯)の豆知識(監修:デンチャープラークコントロール研究会)より)