歯のはなし231
2021.03.06
歯と認知症発症リスクのおはなし
自分の歯が多いに越したことはありません
食事がおいしく食べられるだけでなく高齢になって認知症の発症が少ないからです
しかし、様々な要因で歯を失うことがあります
歯を失う主な原因として
むし歯、歯周病、矯正、破折などが挙げられます
歯を失った場合そのままにせず
ブリッジや義歯、インプラントの治療の必要性をおはなししました
(歯のはなし162~165参照)
歯が少ないと認知症の発症リスクが上がるというわけではありません
歯を失って義歯になっても咬めるように機能回復ができれば
認知症の発症リスクがある程度抑制できるということです
義歯を入れて食事することは容易ではなく、練習が必要です
義歯でうまく咬むことができない方は歯科で診てもらいましょう
調整や修理、作り直すことで今よりも咬みやすくなることがあります