歯のはなし228
電動歯ブラシの使い方
数十年前は電動歯ブラシといえば「小刻みに振動する」だけの歯ブラシでしたが
どんどん進化して最近では超音波で汚れを落とす電動歯ブラシが主流になりつつあります
子どもから大人まで各メーカーからたくさんの種類が発売されて
100円ショップやドラッグストアなどで買える安価なものも多いです
その影響なのか電動歯ブラシを使って歯磨きをする方が増えてきています
しかし、通常の歯ブラシ(手動)より磨き残しが多い方をよく見かけます
磨き残しが多いとむし歯や歯周病になるリスクがグンと高くなります
手動でも電動でも結局は手で持って使う歯ブラシです
電動歯ブラシが自動で汚れを落としてくれるわけではなく
取りにくいプラーク(歯垢)などの除去を手助けしてくれる道具です
正しい使い方ができていなければ電動歯ブラシの効果は発揮されません
今回は簡単に使用のポイントを紹介しますので良かったら参考にしてみてください
電動歯ブラシの使い方
① 口の中に歯ブラシを入れてからスイッチを入れましょう
口腔外でスイッチを入れると水などが飛び散ったり、お口の中に入れるときに歯にぶつかったりします
② 歯に軽く当てるだけ
電動歯ブラシはパワーがあります
強く当てると歯や歯肉を傷つけてしまうことがありますので注意してください
③ 歯に当てる角度が重要です
歯の側面に対して歯ブラシを45度傾けて当てましょう
毛先が細かいところに入ってプラークが落ちます
④ ブラシ(毛先)は2~3か月くらいで交換しましょう
大半の電動ブラシは先端のブラシの部分が交換できます
毛先が広がっていなくても交換した方が清掃率が上がります
電動歯ブラシの使い方については
購入時に取扱説明書があると思いますのでよく読んでから使いましょう