きのした歯科クリニックからのお知らせ

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歯のはなし168

2020.01.25

今回は矯正治療に関するおはなしです

 

歯並びを気にして矯正治療を希望される方はたくさんいますが

歯並びが悪いといってもひとりひとりお口の中は微妙に違います。

例えば、上の前歯が出ていたり、下の歯が出ていたり、

歯並びがガタガタになっているなど状態は様々です。

矯正治療は

患者様「矯正治療したいです!」

歯科医「わかりました!治療しましょう!」

と、すぐに始められるわけではありません。

事前に矯正をするための検査が必要です。

歯が1本だけ前に出ていることが気になっている場合、

「その歯を後ろに引っ込めたらいい」と思うかもしれませんが歯はそんなに単純ではなく、

1本を動かすためにはすべての歯、歯列を少し動かす必要があるのです。

その人の骨格や、歯の大きさ、歯列などをきちんと精査して

その方のお口に合った矯正治療をする必要があります。

 

当院では

CT検査(レントゲン、セファロ、顎関節)、写真検査(口腔内、全身)、

模型検査(今の歯の状態の型採り)などを行います。

それらを使って今の状態を分析し、歯をきれいに並べるためにはどうすればいいか、

どんな矯正器具を使ってどの手順で治療すべきか計画を立てていきます。

(当院は九州歯科大学附属病院の矯正歯科と連携しています)

 

その検査結果をもとに、

歯並びが悪くなった原因や、治療方法、おおよその治療期間、費用等を説明して

治療するか検討していただくようにしています。

 

「矯正っていくらかかりますか?」

「期間はどれくらいですか?」とよく質問されますが

人によって費用、期間、内容は異なりますので

一概に「このくらいですよ」とお答えするのが難しいです

 

次回は矯正治療の症例をご紹介します