歯のはなし165
2019.12.28
歯を失ったら大抵は「ブリッジ」「義歯」「インプラント」
の治療を選択していただくことになります
この3つの大きな違いは「咬む力」です
自分の歯で咬む力が約60キログラムに対して
ブリッジなどの被せ物は約45キログラム
部分入れ歯は約25キログラム
総入れ歯は約10キログラム以下
インプラントは約60キログラム以上
と言われています(諸説あり)
インプラントは骨の中に埋め込んでいることと、
天然歯(自分の歯)と違って「歯根膜(しこんまく)」という
圧力を感じる神経がないので天然歯と同じ力、またはそれ以上の力で咬むことができます
被せ物の場合は咬みにくいと感じる方もいればそうでない方もいます
自分の歯は残っているものの状況は若干違いますので歯を失う前とは多少感覚が違います
(感じ方は個人差あり、何も感じない方もいます)
入れ歯(義歯)になると大きさにもよりますがかなり咬む力が落ちますので
「何でもバリバリ噛める!」とはいかないので多少不便に感じるかと思われます
義歯でも被せ物(ブリッジもインプラントも)でも
調子が悪ければ咬み合わせの調整や義歯の調整でいくらか改善することは可能です
しかし、自分の歯で噛んでいたときの感覚と全く同じに戻ることは困難でしょう
(ただ、感じ方は人それぞれなので一概には言い切れないところがあります)
処置内容はそれぞれにメリット、デメリットがありますので
きちんと説明してくれる歯医者さんで相談することをおすすめします^^
当院では治療相談、セカンドオピニオンでの受診も可能です