歯のはなし164
歯がなくなった後の治療について③
歯のはなし161で『歯が欠損した状態のままにするとどうなるか』
という話をしましたが、今回はそのあとの治療についての話です
治療の方法として
「ブリッジ」、「義歯」、「インプラント」などがあります
今日は「インプラント」についてのおはなしをします
インプラント
ブリッジのようにまわりの歯を削ったり、
義歯のように出し入れする必要はありませんが
歯ぐきの下にある骨を削って人工歯根を埋め込む外科処置(手術)が必要です
また、インプラントは保険内の診療ではできない処置です
(保険外治療、自由診療、自費などいろんな呼び方をしますがどれも同じです)
インプラント治療はしている歯科もあればそうでない歯科もあります この治療を希望される場合は事前に歯科へしているか確認して来院しましょう
そして保険外治療のため各歯科医院で設定している金額は違うことがほとんどです
患者さまが「インプラントしたい!」と言って 歯科医院が「ではやりましょう!」とすぐにできるわけではありません
当院では、治療の流れを説明後、インプラントを希望される方は当院でCT撮影して 再び説明してから希望を確認し、契約書を作成してから処置に臨んでおります
状態によっては処置できないことがあります
「希望したら絶対にできる処置」ではないということです どの処置においても言えることですが 状況によって「できること」「できないこと」があります 歯科医院任せにせず、ご自身や家族の方と話し合ってきちんと納得した上で 治療の選択をすることをおすすめします 抜歯と判断されたときはその後の処置も一緒に考えていきましょう そして、保険内診療、保険外診療(自費治療)に関わらず 治療した後は定期的にメインテナンスをおすすめしています それだけで歯が長持ちする長さが大きく変わってくることも多いです