歯のはなし153
2019.10.05
予防歯科について①
昭和時代の歯科は「むし歯ができたら削って詰めて完治」という考え方でした
なので「治りましたよ、痛くなったらまた来てくださいね」と
当時通っていた方は言われたことがあるかもしれません
歯科への考え方として「痛くなってから行く」という方が多いです
しかし、平成、令和と時代は流れ歯科への考え方も変わりつつあります
お口の中には「口腔内常在菌」と言ってお口の中にかならずいる菌があります
そのなかには、虫歯の菌や歯周病の菌などもいます
歯が1本もない方からもこの口腔内常在菌が確認されていますので
歯の有無にかかわらず虫歯菌や歯周病菌はいます
この菌が何らかの原因で増えてしまうと虫歯や歯周病を引き起こします
そのためにはおうちでのセルフケア(ホームケア)だけでなく、
歯科での定期健診(メインテナンス)が重要となってくるのです
歯科は「痛くなってから行く」のではなく、
「痛くならないために行く」という認識を持ちましょう
気になることがありましたら相談してください