歯のはなし148
2019.08.31
今回は治療が終わった歯を長持ちさせるために
ご自身でできることについておはなしします
★むし歯予防をしましょう
歯を治療して冠をかぶせたり、つめたりして治療が終わっている歯でも
安心してはいけません
治療が終わったからこそ、またむし歯にならないように歯磨きをしっかりしましょう
冠をかぶせた歯の方が何もしていない歯に比べてむし歯になりやすいです
★むやみに硬いものをたくさん食べない
硬いせんべいやお菓子、咬み応えのある乾物(スルメなど)を好んで食べる方が
たくさんいると思います
「硬いものはあごにいいから」と言ってたくさん食べる方
確かに食べることはいいことなのですが、日常的にたくさん食べる方(1日一袋など)は
歯への負担がかかりますので食べすぎにはご注意ください
また、お菓子の袋や瓶の栓を歯で開けるのも控えることをおすすめします^^
★歯ぎしりや、普段から噛み締めている自覚がある方はマウスピースを使用する
歯ぎしりや噛み締める癖はご自身で気づきにくい癖のひとつです
この癖は習慣化しやすく、歯や顎に大きな負担がかかるので
自覚がない場合でも歯科でマウスピースを勧められた方は作るのがよいでしょう
★定期的なメインテナンスを受けましょう
普段からご自身でのセルフケアがとても大事ですが
歯科でのメインテナンスを受けるとむし歯や歯周病になるリスクが下がります
歯の汚れ(歯垢=プラーク)は自分で落とせますが歯石は歯科でないと取れません
自宅でのセルフケアのみだとどうしても小さなお口の変化に気づきにくいです