歯のはなし127
2019.03.09
口腔癌について
今回は口腔癌についてのおはなしです
口腔癌の中で一番発症しやすい部位は舌です
癌ができる部位はさまざまで
発症しやすい順に下の歯の歯肉、口底(舌の下の粘膜)が挙げられます
(上記以外の部位にも発症することがあります)
発症部位や形態はさまざまなので初期のガンを見つけるのは大変困難です
そこで大切なのがメインテナンスやご自身でできるセルフチェックです
★ 口の中の粘膜が赤くなったり、白くなっているところがある
★ 口の中に「しこり」や「腫れ」など、肥大したところがある
★ 口内炎が2週間以上治らない
★ 原因不明の歯のぐらつきが続いている
★ 頬や舌が動かしずらい
★ しゃべりにくい
★ 首周りのリンパ節が腫れている
このような変化に気づいた場合は早めに病院で診てもらうようにしましょう
早期発見、早期治療がだいじなので
日頃からお口の中をよく見て観察しましょう
ガンに限らず、お口の中は体調などでも変化が出やすいです
いち早くその変化に気付けるようにしましょう
参考資料:改訂新版 開業医だから発見できる口腔がん