歯のはなし126
2019.03.02
お口の中の全身疾患のサイン
今回はさまざまな病気に関しての症状について
病変が口の中にも現れるものを紹介します
風邪
風邪を引くと歯肉が赤くなって腫れたりします
「歯が浮いた感じがする」といわれる方も多いです
はしか
奥歯の横の粘膜に白い斑点のようなブツブツができます
手足口病
歯肉や舌、口唇などに小さい水疱がでてきます
(発症の多くが5歳以下の乳幼児です)
口腔カンジダ症
口の中の粘膜に灰色の潰瘍(かいよう)ができます
糖尿病
歯周病になりやすく重症化しやすい
このようにお口の中は様々な体調不良のサインが出やすい場所なのです
感染症の症状によるものもあれば
抵抗力や免疫力が弱っていることで引き起こされる症状やもあり、
すべてにおいて同じ症状が出るわけではありません
特に子どもは様々な病気にかかることが多いです
子どもは自身の身体の異常を言葉に出すのは難しいので
保護者の方が毎日の仕上げ磨きなどのタイミングで
お口の中に異変がないか見るように心がけてください