歯のはなし110
2018.11.03
来週の11月7日~13日は「いいな、いい歯。」週間です
改めて自身の歯の健康を見直していきましょう
というわけで今回は歯周病についてです
歯周病には大きく分けて2種類あり、
歯肉が腫れて炎症を起こした状態を「歯肉炎」
歯肉だけでなく、中の骨にまで炎症が広がっている状態を「歯周炎」
といいます
主に歯と歯肉の境目に汚れが残っていると炎症が起こりやすいです
歯周病は痛みが少なく自覚症状もあまりないので
軽度の場合歯周病に気づかない方が多いです
歯周炎が悪化すると菌(強酸性)が歯のまわりの骨を溶かしていきます
支えがなくなった歯はグラグラ動き出し、抜けてしまいます
歯周病はお口の中の汚れだけでなく、
生活習慣次第では悪化しやすかったり、慢性化しやすいこともあります
喫煙、ストレス、不規則な生活、口呼吸、歯ぎしりや食いしばり
などがある方は特に注意してください
ほかにも
糖尿病、骨粗鬆症などの方や妊娠中、
歯列不正や補綴物不適(かぶせものや詰め物が合っていない)、
加齢や遺伝なども歯周病のリスクを高めることがあります
まずは歯科に受診し、自分自身の歯がどのような状態なのか把握し
定期的なメインテナンスを受けてより良い状態を保つよう心がけましょう